悩んだって仕方が無い。
生来の気質のせいでしょうか。
ブルガダ症候群だと解り、ICDを植え込んでからも、旦那君はそれ程落ち込んだりとかしませんでした。
そして、一年もしないうちにICDを入れ替えることになっても、それは変わりませんでした。
悩んだって、仕方が無い。
治らないものは治らない。
だったら、受け入れるしかない。
旦那君は、そんな気持ちなんだそうです。
落ち込んで治るんならいくらでも落ち込みます。でも、治らないじゃないですか。現実は。
仕方の無いことで。
落ち込むことも有ります。でも、それは少しの時間だけ。
まだ作動歴がないから、こんな気持ちでいられるのかもしれません。
自分がブルガダ症候群じゃないから。ICDを植え込んでいないから。
そうなのかもしれません。
でも、わたしが落ち込んでしまったら。
慌ててしまったら。
やっぱり旦那君も、辛いと思ってしまいます。
やり切れない気持ちになることもあります。
なんで旦那君が? と思うことも、あります。
もし、娘にも遺伝していたら? そんな不安に駆られる事だって、あります。
考えるのは、辛いです。不安です。
でも、それって自分ではどうにもならないことじゃないですか。
なら、それに気持ちを費やすのは、無駄だなって。
悩んだって仕方が無い。
笑うしか、ない。
笑って、生きていくしか、無い。
そんな風に思って、私は生きています。
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