初作動。
先日(2006年4月26日)、とうとう旦那君のICDが作動しました。
通勤途中で、新宿駅について、電車から降りようとした時に、作動したそうです。
10時頃に、旦那君から「作動した」と電話があった時は、ホント吃驚しましたよ(苦笑)
初作動ということで、私も主治医の話を聴きたかったので、娘は実家の母にお願いし、急いで病院に行きました。
幸い、まだ診察が終わっていなかったので、話を聴くことが出来ました。良かった良かった。
今回の作動の原因は、心室細動ではなく、心室頻脈でした。
去年の晩秋辺りから、何だか不整脈が出るようになり、正直なところ、「いつか発作は起こるな、これは」と思っていました。
そして今回、ICDの記録を見た所、ICDが作動の準備を過去にも数回していたことが解かりまして。
ICD、植込んでいて本当に良かったなぁと思いました。
初作動、植込まれた方の話を聴くと、結構落ち込む方が多いです。
作動の衝撃、結構痛いそうなのですよね。
どれ位の痛さか、実感として解からないので、旦那君にお願いして、私の手のひらを殴って再現してもらいました。
で、感想ですが、「こりゃ痛い! 私なら怖いなぁ」といった感じです。
私の感覚ですが、女性が思いっきり振りかぶって、胸に向かって平手打ち(または拳)を打ち込む位の衝撃でした。
そして旦那君は、この衝撃を「思ったより痛くない」と言いまして、ハイ(苦笑)
その理由が世知辛いです。「電気ショックと比べて」なのですよね。(*旦那君の電気ショック体験は回想の2004年7月6日に詳細が乗ってます)
旦那君曰く「作動したからといって、ショックとか、不安とかは少ない」そうです。私も思ったより動揺してませんでしたね。
自動車の運転中だったら危険だとか、階段の途中とか、ホームの傍だったとか、不安な要素は盛り沢山なのも、事実ですが。
ICDを入れた時から、ある意味作動する事を念頭に入れていたからかも知れません。
『起こらない』と思って入れているICDと、『いつか起こる』と思って入れているICD。
その差も正直、少なくないのかな? とも思っています。
本人の不安は、本人にしか解からなくて。
でも、家族の不安は、家族にしか解からない。
私と旦那君とで決めたルールは、「とにかく話し合う」と言うことです。心配や不安、それから愚痴も。
あと何十年も付き合うICDですから、もう、コトある毎に話し合ってます(笑)
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