ブルガダ珍道中  TOP回想≫2005年4月27日〜5月18日
 

2005年
 |4月27日〜5月18日|5月19日〜6月28日退院後


2005年4月27日

 旦那君のICDを植え込んだ左下の箇所に、数ヶ月前から内出血っぽい感じの小さな痣が、出たり消えたりしてました。
 それが3月位から消えなくなり、そして数日前からでしょうか。
 触るとその箇所の脂肪が、内出血のない場所と比べて確実に薄くなっているのが、判るようになっていました。

 ……なんだかこれ、やばいんじゃないか?

 そんな気持ちに駆られ、予約外の外来で病院に行きました。

 4月の始めの週に、内科の方(ブルガダ症候群の方)の定期外来があったのですが、その時にも主治医の先生が、内出血が気になったようで、消毒薬などを出してはもらってたのですが、結果的に治りませんでした。
 ちなみにその時には、触っても脂肪は付いていたのですが、2週間くらいで脂肪が消えていったように思います。


 この日は、内科ではなく、ICDの方の先生に診てもらいました。
 (補足:旦那君の場合、ブルガダ症候群の定期外来と、ICDの定期外来の2つが、3〜4ヶ月周期であります。そのため担当の先生も、内科(つまりブルガダ)担当とICD担当の先生が別々です。先生同士でちゃんと患者の症状の意思疎通はしてくれているようです)

 ひと目見て、これは芳しくない状況だと思ったらしく、とんとん拍子で手術が決まりました。
 診断としては、ICDの角が内側の皮膚を擦ってしまい、その為に内出血になっているとの事でした。
 この状態では、いずれ酷くなるので、ICDを今の位置より少し内側(身体の内部に、という内側ではないです)にずらしましょうということになりました。

 手術日は、5月の13日か20日のどちらかを選択できたので、娘の1歳の誕生日の都合もあり、20日にしてもらいました。
 18日に入院し、20日に手術、そして週明けに様子を見て退院というスケジュールで、一週間くらいの入院になるとの事でした。

 手術の日取りなどが決まり、とりあえずひと安心かな? と思っていました。


2005年4月28日〜5月17日
 入院日まで約3週間ありました。
 最初の一週間は、引越しの後片付けなどもあり、ちょこちょこと慌しい生活でしたが、GWには家族で江ノ島に出掛けたりしてました。
 日常生活では、ICDにあまり(物理的な)負荷を与えないように、寝る時にはガーゼで保護をしたりと、気がつく範囲で気をつけていました。

 ところが、今まで比較的ゆっくりと進行していた内出血が、4月27日の検診以降、思わぬスピードで酷くなっていきました。
 入院日の一週間前くらいには、素人目にも「なんか危険だ」と思う程、内出血は酷くなっていました。
 以前は脂肪が無くなってるなという感じだけだったのが、少し膨らみ、なんかフニフニとなってしまっていました。
 入院前日には、少し膿んでいるような感じだった気がします。
 本当、気が気じゃなかったです。

 ちなみに、ICD植え込み部分の問題の箇所、三週間前三週間後でこんな感じでした。
 多少ショッキングなので、見たい方のみクリックして下さい。
 なお、重ねて書きますが、これはとても稀なケースです。先生にも確認しました。


2005年5月18日

 この日から入院でした。色々な諸手続きがあったので、私の両親が、娘の子守を兼ねて着いて来てくれました。
 入院の諸手続きや検査などを済まし、この日は終わりました。

 帰宅して、「今日から一週間、ちと寂しいなぁ」と思いました。

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